滅菌の必要性
・今通っている歯医者さんでは一人ひとりの患者さんに同じグローブを使用せずに毎回交換されていますか?
歯科治療に使用する器具は、唾液や血液に触れます。そのため、非常に危険性が高いものといえます。
他の患者様の歯の削りかす、血液、だ液が、いろいろな機械器具を介して、感染症を 引き起こす可能性があることは、以前からさまざまなメディアで取り上げられてきました。 近年さまざまなウィルスによる院内感染が問題となってきています。 しかし、しっかりとした対策をすれば院内感染は予防できるのです。
当院での器具の洗浄・除菌
●歯を削る道具類(タービン・コントライアングル等)
当院では、歯を削る道具類(タービン・コントラアングル等)は、使用後にすべて外し滅菌処理を行っています。
●治療器具類(ピンセット、ミラー等)
治療器具類(ピンセット、ミラー等)は、一人の患者さんの治療が終わるたびに交換します。
基本セット
基本セットの滅菌は予備洗浄、オートクレーブ滅菌をおこなっています。
オートクレーブ
オートクレーブ滅菌は、高圧蒸気滅菌とも言います。 ある温度と圧力の飽和水蒸気を作り、加熱することで 微生物殺菌する装置です。
オイルライザー
エアタービンハンドピース(歯を削る器械)は使用頻度が高く、複雑な構造で殺菌・消毒がしにくい器械ですが、120度に熱せられた専用オイルにタービンを4分間浸し、タービンに付着した細部の細菌まで死滅させることができます。
超音波洗浄機
超音波洗浄器は、通常の洗浄では落としきれない細かい 汚れを取るために使用します。 器具を消毒液の中に入れ、超音波洗浄器にかけることで、 洗浄・消毒効果が高まります。
酸化電位水
酸化電位水とは、水道水に塩を加え特殊な電気分解を行った滅菌水です。HIV、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペスをはじめ多くの病原菌をに効果があります。村田歯科では、器具やチェアーの滅菌・消毒、治療にも酸化電位水を使用しています。